キミは、ヒーローだった。

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本編映像
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c013の3Dセットです。
今回はUnity上に2Dの背景、3Dの建築物、Live2Dのキャラクターを配置してカメラワークを決め込んでいきました。
監督 雲井 聖司
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南野さんによる機械虫のデザイン画です。
色遣いが素晴らしくて宝石箱を眺めているようですね。
ちなみにパラレルワールドでは本物の昆虫は絶滅していて、この機械虫たちはエイトが作っています。
監督 雲井 聖司
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エイトの部屋のイメージボードです。
綺麗に並べられた昆虫の標本と雑然と散らばった資料に彼の人格が現れていますね。
映像の中でも、もう少し彼を深掘りしたかったです。
監督 雲井 聖司
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銀河の共食いのイメージボードです。
美しくも終末感漂うビジュアルが素晴らしいです。
監督 雲井 聖司
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c005でメイコがパラレルワールドを駆け抜けるカットのBGです。
ほとんどブラーが掛かって見えないので是非ここで見てください。
監督 雲井 聖司
※画像は横にスクロールできます
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今作では全カットカラースクリプトを出してイメージの共有を図りました。
各レイアウト担当者がコンテよりアイデアを足してくれています。
監督 雲井 聖司
輪郭光が消える逆光表現を盛り込みました。
輪郭光が消え二人のシルエットが一つになる様子は、より二人の絆を感じられるような工夫となったと思います。
cut10のLO~BGまで担当させて頂きました。
既存のワークフローでは珍しい方法だと思います。このワークフローはBGを作る上で自由度が高く、クリエイターとしての持ち味を大きく生かせるものだと感じました。
レイアウト・BG担当スタッフ
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c006のキャラ原画とレイアウトです。
映り込みのアクションです。
カメラワーク的にメイコの体がほとんど見えないのでここで見ていって下さい。
監督 雲井 聖司
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c009のレイアウト兼カラースクリプトです。
フレアの指示まで細かく入っています。
監督 雲井 聖司
イメージボードを元に、配置と色を決めていきました。
陰影についてはモデリング時の構造を含めて考える必要があり、そこが苦労した箇所のひとつです。
レイアウト・色彩設計担当スタッフ
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原画が絵画のような美しさでそのイメージを損なわないように努めました。
芽衣子の「ウソばっかり」のセリフは言い切りまで映像素材は作っているのですが、泣く泣く編集でカットしています。
監督 雲井 聖司
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Live2Dでアニメーションを作るときに悩むのが"どの絵で原画を描くか"です。
こちらのカットは正面の絵を描いてもらって窓の方を向くようにモデリングすることも出来たのですが、芽衣子の憂いを帯びた表情を南野さんに描いていただいた方がカットの雰囲気を出せると思い、こちらの絵を原画としました。
監督 雲井 聖司
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キャラが2人入り込んでいて、手前→奥の動き、武器の重量感など難しい要素盛りだくさんの今作で最難易度カットです。
監督 雲井 聖司
二人が腰まで映るカットでモデルの切り替えもいくつかあり、とにかく物量が多く大変でしたが、沢山のスタッフの力を借りて形にすることが出来ました。色替えは初めに出した時「90年代の夕方アニメ感……!」と監督に笑われてしまいましたが(笑)、撮影さんの力も借りて結果的にかなり迫力ある仕上がりになったと思います!
レイアウト・モーション担当スタッフ
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ラストカットのレイアウトです。
最近はLive2Dで上手く振り向きをやる作品も増えてきてハードルが上がりましたね……。
最終的には撮影さんのフレアもうまく乗ってふんわりとした画面に仕上がりました。
監督 雲井 聖司
Live2Dの技術
Live2Dは、どんな2Dイラストでも描かれたままの質感を保ちながら、自在にイメージ通りの動きをつけることができる映像表現技術です。
今作『ヒーローベータ』でも本編のほとんどにLive2Dの技術が用いられています。
「絵」そのものを繊細に、
立体的に動かす
よく3Dと比較されることが多いのですが、3Dは原画を元にモデルを起こすのに対して、Live2Dは原画をそのまま素材として扱えるため、その絵の持つ魅力をダイレクトに活かしながら立体的に表現することが可能です。
Live2Dの表現技術によって、描いた絵がイキイキと動くことで相乗効果が生まれ、作品に対しての想いをさらに強めてくれることでしょう。
『Live2D Cubism』による
メディア展開
製品『Live2D Cubism』によって制作されたLive2D作品の多くはライトノベルや2Dアニメ等の原作モノや、著名なイラストレーターによる原画を使ったものです。原画をそのまま使うことで、作品が持つイメージを大切にしたい作者やファンが満足するビジュアルに仕上がります。
さらに、1つのLive2Dモデルで、動画、アプリ、ゲーム等各種メディア展開することができるので、ビジュアルイメージの統一を実現します。
Live2D Cubism 製品サイトへ
撮影監督 宮下 卓也
一部のLive2Dモデルの調整と、複数の素材を合成して1つの画に落とし込むコンポジット作業を主に担当しています。
私は作る側の立場ではありますが、上がってくる素材の完成度に毎回驚きを感じていました。
良いものはより良く魅せたくなるのがクリエイターの本能で、絵や素材の良さがより映えるように作業にも気合が入りました。
細部まで丁寧に作り込まれている作品なので、よく見ることで気付ける拘りが沢山あります。ぜひ何度も見返してみてください。
そして、Live2Dで制作するアニメーションに魅力を感じてもらえると嬉しいです。